健康科学イノベーションセンター:渡辺 恭良所長と大阪市立大学大学院医学研究科は、メロディアン株式会社および理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センターとの共同研究で、高濃度水素水による睡眠の質改善、メンタルヘルス改善、安静時交感神経活動の抑制および作業課題に対する意欲向上の効果が認められ、高濃度水素水が日常生活疲労に対する抗疲労効果を有する事を、平成27年5月15日、16日に山口県で開催された「第11回 日本疲労学会」で発表されました。
【内容】
[対象者] 20〜48歳の一般健常者 26名(女性13名・男性13名)
”高濃度水素水を摂取するグループ”と”水素を含まない同組織飲料水を摂取するグループ”とで、起床時と夕食時に300mlずつ(1日計600ml)を4週間摂取。※ どちらの水かわからない状態でおこなう「二重盲検比較試験」を実施。
【結果】
高濃度水素水を摂取したグループでは、睡眠の質(PSQI)の改善、交感神経(自律神経の働き)の活動 (LF)が低下、課題間の反応時間が短縮し意欲の高まる(意欲向上)結果がみられました。